OSPの特徴
OSP省エネ工法
OSPの魅力は、出来ることを確実にすすめること。
1.構造断熱パネル「OSP Sips Panel」のご紹介
強固な構造断熱パネル住宅
「OSP Sips Panel」は、 伝統的なフレーム構造住宅より大幅に優れています。
実例では、 阪神・淡路大震災(1995年)で構造パネル住宅の多くが倒壊を免れました。
東日本大震災(2011年)では、構造断熱パネルの被害はありませんでした。
夏冬快適!音も遮断
「OSP Sips Panel」は、機密性に優れており、室外の熱を遮断し、室内の熱を逃がしません。熱伝導率が極めて低く、夏は涼しく冬は暖かく、さらに防音効果も期待できます。
たわみにくい壁倍率
「OSP Sips Panel」は、面により力が分散され、一箇所に集中しないようになっています。
鉄骨のH型鋼とよく似ており、大盤サイズでもたわみにくく、地震の揺れや強風に耐える力(水平荷重)、積雪などの重さに耐える力(鉛直荷重)ともに優れています。
2.構造断熱パネルとは?
01.在来工法(軸組工法)と構造断熱パネル工法の比較
夏冬快適!音も遮断
「OSP Sips Panel」は、機密性に優れており、室外の熱を遮断し、室内の熱を逃がしません。熱伝導率が極めて低く、夏は涼しく冬は暖かく、さらに防音効果も期待できます。たわみにくい壁倍率
「OSP Sips Panel」は、面により力が分散され、一箇所に集中しないようになっています。 鉄骨のH型鋼とよく似ており、大盤サイズでもたわみにくく、地震の揺れや強風に耐える力(水平荷重)、積雪などの重さに耐える力(鉛直荷重)ともに優れています。02.ランニングコストの比較
03.工期比較/70坪レストランを比較(木構造)
04.強固な構造断熱パネル住宅
「OSP Sips Panel」は、 伝統的なフレーム構造住宅より大幅に優れています。
実例では、 阪神・淡路大震災(1995年)で構造パネル住宅の多くが倒壊を免れました。
東日本大震災(2011年)では、構造断熱パネルの被害はありませんでした。
東日本大震災(2011年)では、構造断熱パネルの被害はありませんでした。
05.内装・外観デザイン
「OSP Sips Panel」を内装の壁としてそのまま使用する場合、内装仕上げの手間も省くことが出来るだけではなく、木のぬくもりが感じられる優しい空間を演出出来ます。
外壁は、デザインや色の種類が豊富で、機能性も高い「サイディング外壁」の利用が可能です。選ぶサイディングによって、自分の好みにあった外観を選べ、個性ある住宅が出来ます。また、特長をよく理解し正しくメンテナンスすることで、家を長持ちさせることが出来ます。
理想の家づくりをする上で、「どこに費用をかけ」「どこを削るべきか」、また建築後の耐用年数に合わせて 「メンテナンスをどのようなするか」など、予算配分を考えることが大切です。
06.構造断熱パネルによる建築種類(在来工法比較)
07.熱伝導率が小さい
部位 | 材料 | 熱伝導率 [W/m·K] | |
---|---|---|---|
屋根材・外壁材・柱材・床材 | 銅 | 398 | |
アルミニウム | 236 | ||
鉄 | 84 | ||
セメントモルタル | 1.5 | ||
タイル | 1.3 | ||
ガラス | 1 | ||
シリコン | 0.35 | ||
石膏ボード | 0.22 | ||
木材 | 合板 | 0.16 | |
木材 | 0.15~0.25 | ||
OSB合板 | 0.106~0.102 | ||
断熱材 | グラスウール | 0.05~0.036 | |
硬質ウレタンフォーム | 0.04~0.021 | ||
発泡成形ポリスチレン/ ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS) |
0.024~0.043 | ||
その他 | 水 | 0.6 | |
空気 | 0.024 |
3.構造断熱パネルの特徴
01.高断熱・高気密
高気密で省エネ実現
一般的な住宅は、建物全体の気密·断熱性能が十分ではないため、日射熱により夏期では屋根の表面が70℃を越え、その時屋根裏の温度は、32℃前後になります。逆に、冬は冷たい空気が隙間を通って部屋が暖まりにくくなります。これでは、建物全体を快適に過ごすため、冷暖房や室内空気喚気システムを設置しても、その部屋のみに効果が留まり、それ以外の居室では寒暖差が激しい状態になりがちです。また、省エネ生活(換気・冷暖房の効率が高い)を実現する建物を施工するには、通常手間と費用がかかります。
「OSP Sips
Panel」は、高性能な断熱材にカナダ産の構造用板材OSBが隙間なく接着され、それ自体が構造材であり、断熱材でもあるので、気密性能に優れた建物を簡単に施工出来ます。熱伝導率が極めて低いため、一年を通して温度の変化が小さく、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
屋根に使用した場合、屋根そのもので断熱し、室温は平均25~26℃と快適な空間を実現することが出来ます。
屋根に使用した場合、屋根そのもので断熱し、室温は平均25~26℃と快適な空間を実現することが出来ます。
02.耐震性・耐久性
壁面
トラス
複合組み立て構造によって強度を高める
従来の住宅の場合、1点に力がかかると強度に限界がありますが、「OSP Sips
Panel」は高性能な断熱材を強固なカナダ産構造用板材OSBで両面隙間なく接着したサンドイッチ構造なので、面により力が分散され、一箇所に集中しないようになっています。
また、鉄骨のH型鋼とよく似ており、大盤サイズでもたわみにくく、地震の揺れや強風に耐える力(水平荷重)、積雪などの重さに耐える力(鉛直荷重)ともに優れています。
曲げと圧縮に対応し、構造用面材としての強さが増し、壁に使用すると、耐力壁として高い壁倍率を確保することが可能です。
躯体も釘打ちだけではなく、接着剤、スクリューネイル(30cm間隔)も併用するので、阪神・淡路大震災と同程度の衝撃にも耐えられる耐震・耐久性があります。
03.耐風性能
南極のブリザードにも耐えられる
最低気温−60℃、風速80m/sのブリザードが吹き荒れる過酷な環境下の南極でも安全で快適に暮らせる家づくりを実現できます。また、大型台風でも耐えられる耐風性能としての吹き上げ、引き抜き耐力を持ちます。
施工実例
アメリカの南極実験研究所のハウス構造断熱パネルで建築された建物です。(外気温は、-77℃ F/-60℃)
04.人や環境に優しい
電気代・燃料代の削減
断熱性が高く、冷暖房費等の電気代・燃料代の削減効果があります。 (CO2排出量削減効果にも寄与)
また、発泡成形ポリスチレン(EPS)は100%リサイクル可能です。
構造用板材(OSB)も生育が非常に早いアルペン材を有効に利用しており、森林破壊防止に貢献し、 製造工程においての一切フロンガスを発生なく、燃やしても有毒ガスがほとんど発生しません。
また、発泡成形ポリスチレン(EPS)は100%リサイクル可能です。
構造用板材(OSB)も生育が非常に早いアルペン材を有効に利用しており、森林破壊防止に貢献し、 製造工程においての一切フロンガスを発生なく、燃やしても有毒ガスがほとんど発生しません。
APA商標
カナダ産OSBのホルムアルデヒド放散は極めて低く、JAS(日本農林規格)の最も厳しい「F☆☆☆☆」を完璧にクリアしています。「F☆☆☆☆」基準値(平均値0.3mg/l〜最大0.4mg/l)に対し、APA(エンジニアード・ウッド協会)による試験結果では、平均値のわずか(0.1mg/l)以下を達成しています。APAの商標は、APAの厳しい品質検査を通ったAPAのメンバー企業に認定されている工場で製造される製品のみに与えられています。
05.工期短縮
不要な部材を削減
一般的な住宅の屋根では、「棟木・桁・母屋梁・垂木・野地板」と材料の種類が多く、施工に手間がかかります。しかし「OSP Sips
Panel」を使用すると、「棟木・桁」の材料を省略し、高強度で優れた断熱性能を持つ屋根構造を約1.5日間で簡単に施工出来ます。
また、小屋組の場合は「小屋梁・小屋束・火打ち梁」などの施工に手間がかかりますが、「OSP Sips Panel」であれば、最低限必要な妻壁で充分な耐久性を確保出来ます。
現場作業を削減
「SIPs」は、設計に基づき、必要な分だけを工場で製造し、現場へ配送されます。そのため現場での作業効率が高まり、施工ミス(差が出やすい窓まわりの気密・複雑な収まり)が軽減されます。
厳格な生産管理の元、製造・出荷される製品には製造番号が付与され、現場の工期短縮から廃材処理を大幅に削減します。
厳格な生産管理の元、製造・出荷される製品には製造番号が付与され、現場の工期短縮から廃材処理を大幅に削減します。
また、設計内容によっては、足場の組立解体工数やレンタル料金など必要経費を抑えることができます。
断熱材入だから現場での断熱作業工程を削減
屋根材・外壁・トラスまとめて現場へ直接搬入
06.コスト削減
設計から建設まで一貫することにより建築コストを削減
建築材料・建築工法など、全体的な見直しによって建築コストの削減・生産性の向上が実現できます。
4.構造断熱パネルと省エネ対策の組み合わせ
省エネ対策(個人住宅)
- 太陽光パネル
- 蓄電システム
- 雨水槽
省エネ対策(業務/倉庫・店舗)
- 太陽光パネル
- 蓄電システム
- 雨水貯留槽(地下埋め込み)
- 浄化槽
5.構造断熱パネルの建て方
(例)2階建て/鉄骨梁・トラス建て込み
① 基礎チェック、土台づくり
② 一段目パネル建て込み
③ 二段目パネル建て込み
④ 鉄骨梁・トラス建て込み
⑤トラスジョイント
⑥ 屋根パネル建て込み
⑦ 躯体釘・ビス締め(内外)
⑧ クモ筋交い・振れ止め取り付け
⑨ 検査・建て方終了